アマチュア時代(関西編)を経て、、

アマチュア時代(関西編)を経て、、

大学院に進むことに決めた22歳の時、当時は研究しながら練習・試合に出ていた。

大学院修士課程1年目まで試合も出ていたがプロになるか、就職するかの選択に迫られた。

当時の自分は安定した生活を選んだ。親父は元公務員で昔から安定した職に就くことが人生の成功だと教えられてきた。自分も安定志向が強かった。「キックボクシングの世界、成功する人なんてほんの一握り。安定した職について趣味でキックをやって人生謳歌した方がいい」当時の自分はそう考えていた。修士課程2年になると同時にキックボクシングを辞め、大学の近くのマンションを借りて研究に励んだ。

修士課程1年目研究をおろそかにしていたせいで、大学院2年目は地獄のような毎日だった。日本で研究されていない分野だから海外の論文を読み漁った。もちろん英語なんてできないから辞書を引きながら何時間もかけて論文を読んでいった。どうすればいいか試行錯誤して、膨大な時間をかけて研究した。研究室に篭ったり、家に帰っても論文や計算や考えることばかり、、、寝る時間は本当に最低限だ、、、家にいても手汗、冷や汗、動悸、呼吸が乱れたり精神崩壊寸前までいった。

 

そんな地獄の修士課程を経て卒業することができた。卒業旅行に同じ研究室にいたH君と卒業旅行に台湾に行くことになった。

その旅行がきっかけで人生についての考え方が変わりk−1の世界に踏み出す転機となった。

(次回に続く)

 

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